長い闘病…まーそれほどでもないが [なげき]
1ヶ月ほど前の「ひるがのキャンプ」の2日目に、高山で転倒事故を起こした。約60kmでR60くらいの右カーブで、砂利に乗り上げ、転倒し、道路に打ち付けられた。
足首の捻挫と膝の強打と外傷は我慢すれば良いが、肩を強く打ち、右腕は水平以上に上がらない。
大まかな体のチェックを行ったあと、バイクの状態をチェックする。 エンジンは掛かり、相方が試走してくる様子やエンジンの音も問題なし。ただハンドルがあらぬ方向に曲がってしまったので、これを元に戻す。
さて、どうするか。「ひるがのキャンプ場」まで100kmぐらい、しかもぽつりぽつりきている。
病院に行く必要があると判断したが、京都まで戻れないだろうか。それとも高山で探すか…
結局、KTMにまたがり、「ひるがの」まで走ってみることにした。途中でオートバイに不具合が出るかもしれないので、慎重に…
相方は今晩のキャンプで飛騨牛が食べたいようで、高山のスーパーに寄り、肉と湿布薬を手に入れる。だんだん右足首が腫れ、歩けないほどになったが、なんとかバイクには乗れる。1時間半ほどで、「ひるがの」に到着したが、もう膝から下が腫れ、歩くこともできない。トイレも相方の肩を借りて何とか済ませるほどだった。
翌日、荷物などを宅急便で送ってもらい(相方には何度も往復してもらった)、京都まで走ってきた。前日の夜と同様、足の腫れと肩の痛みが引かなかったので、相方には京都まで同行してもらった。この日にソネブロの皆さんとのキャンプを楽しみにしており、「一人で帰れるか、私はキャンプに行きたい」というのを曲げて、一緒に帰ってもらった。
(ソネブロの皆さんドタキャンでごめんなさい)
夕方に京都市内の日赤で診断してもらったところ、骨は折れていないとのことで安心したが、肩は「亜脱臼」とのことで、肩甲骨の関節が少しずれているとの事だった。医者によれば「ほおっておくしかない」とのアドバイスだった。
仕事があるので、翌日湘南へ戻り、びっこを引きながら都内を駆けずり回った。東京の青山、ビッグサイト、目黒と目が回るほど。それが良くなかったのか、びっこを引くことはなくなったが、足首の捻挫、膝の渋さ、肩の違和感はまだ残っている。 約1ヶ月経過したが、完治していない。しかし、落ちた筋肉を取り戻さねばならないので、チャリのトレーニングを少しづつ開始している。
以上が相方が「アクシデント」とBlogに書いた顛末である。
私は、30年ほど前に、札幌を出発して阿寒の下りでやはり転倒している。250ccのバイクは前に2回転、後ろの連れも転倒に巻き込んでしまった。この時は半月板にヒビが入った。しかしツーリングはやめなかった。その日に知床峠をめぐり、サロマまで650km程を走っている。なぜこのツーリングに固執したか。この連れと、かつて、1日で970km程を走ったが、パンクのため24時間をオーバーして、1000kmに及ばなかった。そのリベンジで引くに引けなかったのだ。だがサロマで心が折れてしまった。
しかしもう歳だ。みなさんもお気をつけられ。